開発秘話

The Craftsman story #01

個人のこだわりオーダーにも
とことん応える職人の心意気。

 社会のインフラを下支えする橋梁やトンネル、プラント機器など大規模な設備に関わる製造を手がける一方で、「こんなもの作れますか?加工可能ですか?」という“一点物”のオーダーメイドを手がけることも、勢和では少なくありません。
 珍しいところでは、オーディオ専門家・愛好家による、高級スピーカーのパーツなど。木製部分以外のすべての外装パーツを手がけたケースもありました。
「ある日、“アルミ加工をしてもらえるところを探している”と問い合わせがあり、ご自身で作図された図面を携えての飛び込み依頼でした。
 高額かつ難易度の高いアルミ削り出しは手間もかかるため、数社に断られたそうですが、作れるものは受けよう!と受注。キズひとつ許されない精度が求められる中、アルミ旋盤の職人技を駆使し、納得いただけるまで何度も調整を重ね仕上げていきました」(赤松社長)
 完成品の美しさは、一目瞭然!機能性と意匠性のいずれにも高いクオリティを発揮することができた仕事でした。
 その他にも、ビリヤードキューのシャフトに装着する金属製のジョイントピンや、オートバイのアルミ削り出しステップなど、趣味のギアをカスタマイズする際にも、弊社の職人技術が一役買っています。

スピーカーシステム製作の鷹跡工房 
https://takatokoubou.jp/